ドラマ「絶対正義」正義に憑りつかれた主人公が高校時代の友人を「家族」と呼び、
大人になって突然再会を求めてきた。正義を振りかざす範子に振り回され、やり過ぎだと思いながらも救われていく友人という名の家族。正義が恐怖に変わるドラマ「絶対正義」を今回ご紹介したいと思います。
『絶対正義』キャスト/原作/主題歌
高規範子:山口紗弥加
西山由美子:美村里江
理穂・ウィリアムズ:片瀬那奈
今村和樹:桜井ユキ
石森麗香:田中みな実
高規律子:白石聖
原作:秋吉理香子
主題歌:「ルイユの螺旋」嘘とカメレオン
『絶対正義』のあらすじ
主人公高槻範子(山口紗弥加)は農林水産省の官僚である父と規律に厳しい母の教えのもとで育った。
ある日、母親に怒られた範子は家を飛び出してしまうのですが母親は呼び戻そうと追いかけて来ました。
横断歩道で対峙した二人。規律を守る母が赤信号を渡るわけがないと思っている範子に反して横断歩道を渡った母が交通事故に遭い死んでしまった事で「法律を守らなかったから死んだ」という隔たった思考を持つことになる範子。法律こそ正義であると正義を振りかざす範子に4人の友達ができた。
彼女達こそ「家族」と信じて疑わない範子は家族を守る為に大人になった4人と再会する事を望む。
そして、彼女達が困っている事を「正義」を使って解決するも彼女達は次第に範子の正義に苦しんでいくんです。正義を振りかざす範子が悪いのか?本当の正義とは何か?家族とは何か?
最終回まで目が離せないドラマです。
『絶対正義』オススメポイント
このドラマ、原作が小説だけあって本格的なドラマになっています。
主人公を演じる山口紗弥加さんは勿論ですが演技派女優が多く見ごたえ十分。
得体のしれない怖さでお腹いっぱいになります。
そして、見終えた後で考えるのは
友情ってなんだろう?
家族ってなんだろう?
正しさとは?
正義とは?
範子のキャラクターの強さだけでなく、そういう心にズシンとくるメッセージ性を持っているんです。
あんな風に「正義」を振りかざして来られたら確かに怖い。
でも、全ては助けよう守ろうとしているだけ。その方法が少し間違っているだけ。
どうしたら正しくいられるのか?そもそも正しくばかり生きていけるのか?
道徳的なドラマでもあり、感情のコントロールが出来ないとこうなるよというアドバイスかもしれない。
それぞれに違うメッセージを受け取る事ができるドラマだと感じました。
『絶対正義』の感想
毎回楽しみにしていたドラマ「絶対正義」
初回から怖かった。母親が交通事故で死んでしまったのに範子は悲しむどころか歪んだ「正義」を持ってしまうところからスタートです。
高校時代の友人を家族と呼び、夫は家族ではないと思っている。
子供にも正しい事を押し付けて育てる。それが当たり前なのがまた怖いんです。
ぱっつん前髪おかっぱ頭の範子と子供。まるでコピーのよう。
大人になった「家族」と呼ぶ友人を訪ねては自分の正義で論破していく。
困惑しながらも助けられていくうちに「範子がいてくれて良かった」と感じる。
範子に感謝する姿は宗教みたいで怖い感じでもありました。
白い洋服にりんどう。りんどうの花言葉は「正義」
範子が信じているのは「正義」と「家族」だけ。
その姿を見て育った範子の娘、律子(田中聖)もまた歪んだ正義の持ち主となり
正義を振りかざす。その相手は母が家族と慕う友人4人。
範子の正義は正しかったのか?友情で結ばれたら家族よりも強いのか?
娘よりも友人の方が大切なのか?
範子の本当の正しさを知る時はくるのか?
そんな風に考えさせられるドラマでした。
間違いは誰にでもあって、約束を守れない時だってある。そんな時にどうするか。
範子のような友達がいたらどう付き合っていけばいいのか?
女同士の友情の深さ、そして怖さ、許せる強さ。
自分が持っていたいものはなんだろうね?
ハラハラドキドキの展開の最後ではメッセージ性を含んだ展開になっていますが
ステキなドラマでした。
『絶対正義』を視聴した人の評判
今日から荒野夜のin率ちょっとだけ下がります(´・ω・
)
寂しいやろ(´・ω・)?あ(´・ω・`)?
てか絶対正義っていうドラマめちゃくちゃ面白いんやけど観てる人いる? pic.twitter.com/dyklBCCxOV
— 峰うに子💜✘✘✘ (@UNI_sann) March 5, 2019
https://twitter.com/misaki39927321/status/1219828443996512258
絶対正義めちゃくちゃハマりました!大好きなドラマです😊
— yancho (@tryancho) January 12, 2020
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