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光秀が遂に結婚しましたが、やはり恋には鈍感だなと思いました。
ひろ子のアピールに気づかないので、鈍感すぎますが、結婚を言い出すというのは意外でした。
そして、斎藤道三が土岐頼芸に暗殺されそうになったのも唐突だったので意外でした。

鷹の爪に毒を仕込むというのは怖すぎると思いました。
やはり戦国時代は怖いと思いました。

そして、高政も絡んでいると思いました。
しかし、東庵は医者としての腕も良く、人も良いですが博打好きというのは困ったものだと思いました。

織田信長の父親の信秀が遂に病が重くなり、これで織田家の跡目争いが激化していくなと面白く感じながら見ました。
信秀が信長と信勝のどちらを本当は跡継ぎにしたかったのか？
本心は分からないなとも感じられ、非常に興味深い展開にワクワクしながら見る事が出来ました。

利政もいよいよ土岐頼芸との対立が鮮明になり、美濃を我が手にという野望がハッキリと見られて、コチラの内紛も面白く興味深いなァと歴史好きな自分にとって、とても楽しく見られました。

十兵衛と煕子が結婚したが、もう少し盛り上がってもいいのでは？結婚した理由も、お互いが結婚の約束をしたのを覚えていたから、というもの。理由としては弱いような。再会したシーンが華やかだった分期待外れ。
今回の回は、信秀の回。帰蝶が信長に伝えた信秀の言葉は事実なのか少し疑わしい。信長を思って嘘をついたのでは？と思わせられた。
十兵衛の結婚、斎藤利政の土岐頼芸を撃つ、と宣言、信秀の死、といろいろなところの分岐点となる回だったが、それぞれのシーンが何となく物足りない演出だった気がする。

信長の弱さが引き立ち、信長を支えるしっかり者の帰蝶が印象的。
こんなに弱い信長を今まであまり見たことはないのですが、演技派俳優染谷将太さんの異色さを味わえます。
光秀だけでなく戦国武将の定着人間像をおもいきり転換させるドラマなので、従来の戦国ドラマとの違いを味わいながら楽しんでいます。

テレビも新聞もネットもない時代のことですから、今私たちが抱いてるイメージは講談や従来のドラマで出来上がったものです。
勝利者や後の政権が、以前の歴史を書き換えることはよくなされるので、こんな信長もあり得ると考えながら見るのも一興です。
染谷将太さんは今後の謎の展開にふさわしい演技をやっていくのでしょう。是非信長の今後の変化を見てみたいと、楽しみにしています。

代役で心配された川口春奈さんには成長が見られ、安定感さえ出てきました。
複雑な表情を表現できていると思います。この人が出てくると安心感がもてるような存在になるつつあります。

なお、戦国時代ものとは思えない風景や衣装の美しさも鑑賞に値します。ホームドラマ風の部分もあり、癒されることも多いです。

帰蝶が信長に信秀の言葉を伝えた場面、シーンでははっきりと聞き取れないように作っていたが、信長を奮起させる為に実際とは違う言葉を伝えたと思う。
そのしたたかさはあの織田信長を作り出した一人が帰蝶であったのかもしれない。
もう少し帰蝶の演技が上手であればもっと良かったのに残念。

今まで嫁をもらう事に無関心だった十兵衛が嫁をもらったが、タイトルが十兵衛の嫁だった割にはあっさりさっぱりの内容だったかなと。
他の内容が濃すぎてそのシーンは印象が薄かった。

次回は、斎藤道三と土岐頼芸の戦が開始されるということで、斎藤道三のマムシぶりに期待したいと思います。
どんな策略を練って、土岐家を打ち負かすのかが気になります。

そして、明智光秀はその中でどっちにつくかというのも気になります。
高政との約束通りに土岐についたら大変なことになると思います。

また、斎藤道三が織田信長に会うというのも気になります。
クセの強い二人が会見したら、波乱の展開があると思うので期待できると思います。

斎藤利政が美濃の守護の土岐頼芸を追放する事を決めた。
それを知り光秀は利政と追放に反対な嫡男の高政の板挟みとなり激しく動揺する。

そんな時、光秀は不思議な男と町外れの地で出会う。木に登り高笑いをするその男は藤吉郎と名乗った。
その後、頼芸を追放した利政は信長の器量を確かめる為に密かに会談を持ちかけた。
信長の身の危険を感じた帰蝶は、一計を案じて信長に助言し、父の利政との対面に向かう信長を心配しながら見送るのだった。

信秀が死んだことを知った今川が尾張をまた狙ってくるのではないか。またうつけと言われる信長が家督を継ぐことに反発をする者も現れる。信長の母は信勝に家督を継がせたいので裏で何か動きそう。そんな内輪もめをしているところに今川がまた攻めてくるのでは？
美濃では土岐頼芸を撃つという利政と義龍、どちらにつくか迫れる十兵衛は判断を決めかねる。最終的には義龍に着くのだけど。
予告で藤吉郎が出てきたので、信長が市中に出た時に出会うのか？

道三による土岐頼芸討伐計画とそれに対抗する土岐頼芸派国衆。光秀は葛藤しつつも、争いを避けるべく道三に懇願します。
しかし道三の思惑は頼芸追放を狙った芝居がかったものでした。
頼芸周辺に高政など支持者が集まりましたが、頼芸は逃げ出してしまいました。

一方、織田家は代替わりして、その信長に道三から会見の申し出があります。
歴史的にも有名な会見ですが、既存のストーリーとはちょっと違うアレンジをしているのではないでしょうか。
道三は状況によっては信長を暗殺する意図もあったようですが、恐らく帰蝶が暗殺を阻止する計画を考えるのでしょう。
副題が「帰蝶のはかりごと」なので、ドラマ上で帰蝶の存在が大きいものと予想します。
このエピソードとは別に、秀吉が初登場です。
秀吉自身の人間像も、信長との出会いエピソードも、既存の物語とはちょっと違ったものとなりそうです。

信長が家督を継ぎ、帰蝶の言葉に奮起した信長が織田家をどうまとめていくのか。
今川と戦いをどう切り抜けていくのか。
戦をしかけるといった斉藤道山とその道山を討つといった高政の間で十兵衛はどんな動きを見せていくのか。
帰蝶のはかりごと、のタイトル通りに帰蝶がまた絡んでくる。
織田と斉藤道三との密約が結ばれているが家長が変わった事によって、道三が動き出すだろうそこに織田家の人間となった帰蝶が何か起こすのかもしれない。
いよいよ豊臣秀吉の登場でこれからの絡みがどうなっていくのか。

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