アメリカの作家ジョン・スティークリーの「ヴァンパイア・バスターズ」を基にして制作された作品。吸血鬼と、彼らを始末するハンターとの戦いを描いたアクションホラーです。
多くの作品で取り上げられた題材ですが、それらと比べて一味もふた味も違うのはジョン・カーペンター監督だからこそ、と言えるでしょう。
『ヴァンパイア/最期の聖戦』キャスト/監督/脚本
ジャック・クロウ:ジェームズ・ウッズ
トニー・モントーヤ:ダニエル・ボールドウィン
カトリーナ:シェリル・リー
魔鬼ヴァレック:トーマス・イアン・グリフィス
アルバ枢機卿:マクシミリアン・シェル
アダム神父:ティム・ギニー
監督:ジョン・カーペンター
脚本:ドン・ジャコビー
『ヴァンパイア/最期の聖戦』のあらすじ
ジャック・クロウは、バチカンに雇われた吸血鬼ハンター。
世界中でよみがえり、数を増やしつつあるヴァンパイアを始末するのが仕事です。
ある日ジャックは、ニューメキシコの廃屋に数体のヴァンパイアがいることを察知し、仲間とともに襲撃。
ヴァンパイアはニンニクも十字架も効果がなく、完全に抹殺するためには日光にさらすしかありません。
大格闘のすえ、廃屋にいた9体のヴァンパイアを引きずり出し、消滅させることに成功しました。
鎮圧したことを喜びモーテルで祝杯をあげていたところ、復讐に燃えた魔鬼ヴァレックが襲いかかります。
急襲に会い、生き残ったのはジャックとトニーだけ。
他の仲間たちと招待した娼婦たちは、全員殺されてしまいました。
しかも一緒にいたカトリーナは、ヴァレックに血を吸われてしまったのです。
このままではカトリーナも、ヴァンパイアに変身してしまいます。
彼女を置いて逃げようとするトニー。
しかしジャックはカトリーナを使って、ヴァレックをおびき寄せる作戦に出たのです。
『ヴァンパイア/最期の聖戦』の感想
ヴァンパイアとそのハンターとの戦いを描いた作品は多いですが、これを見るとヴァンパイアに対する印象が変わります。
ヴァンパイアは、うっそうとした森の一軒家で棺の中に入ってひたすら夜を待っている。
そして人間が近づくと血を求めて音もなく襲う、というイメージを持っている人も多いと思います。
しかしこの作品に登場するヴァンパイアは、ある意味アグレッシブ。
一般的なヴァンパイアのように、標的を一人にしぼってじわじわと迫っていく襲い方ではありません。
鋭い爪で人間を引き裂いてみたり、投げ飛ばして壁に激突させてみたり。
ここまで戦闘能力が高いヴァンパイアは、なかなかいないでしょう。
こんなシーンの連続でも、グロテスクだけではない疾走感をおぼえるのはジョン・カーペンター監督のパワーかもしれません。
その理由はこの作品における監督の狙いとして、ヴァンパイアに西部劇を絡めたストーリーになっているからです。
例えば冒頭のニューメキシコでの、ヴァンパイアたちが潜んでいる廃屋のシーン。
男くささ全開のジャックを筆頭とするハンターたちが、砂ぼこりの中、襲撃のタイミングを計ります。
手にはヴァンパイアを撃つための弓矢。
背後にはヴァンパイアを狩ることに特化した、特別なトラック。
まるで、拳銃と馬をたずさえたガンマンのようですね。
それにヴァンパイアが苦手としているはずのニンニクや十字架が、何の効果を持たないこともおもしろいです。
彼らを倒すには、建物内に隠れているのを引きずり出し、日光に当てるしかありません。
光に当たると、ヴァンパイアは自己発火し燃え尽きてしまうのです。
ジャックたちはある方法を使ってヴァンパイアを外に出すのですが、そのやり方は何ともバイオレンス。
でもそのワイルドさがまた痛快なのです。
『ヴァンパイア/最期の聖戦』オススメのポイント
ジョン・カーペンター監督の、B級さを感じさせない心地よいテンポが魅力の作品です。
ハンターのリーダーであるジャック・クロウ役の、ジェームズ・ウッズさんの凄みの利いた顔もポイントが高いです。
ハンターたちの悪人顔のなかで、アダム神父がイケメンすぎて馴染んでいないのが笑えますよ。
ホラーではありますが、恋もあり友情もあり。
しかも笑いのポイントまでおさえている、ぜいたくな作品です。
実はカーペンター監督、この作品のメインテーマ曲も担当。
こちらも、お聞き逃しなく。
『ヴァンパイア/最期の聖戦』を視聴した人の評判
皆様、お休みなさいませ。
今夜は「ヴァンパイア 最期の聖戦」でございます。
ジョン・カーペンター監督のゴア・バイオレンス・アクション・ホラー。
お決まりの吸血鬼パターンを破ってマンネリ化を無くしたのはやはり偉大だなー。 pic.twitter.com/0TEbOiup9z
— チャーリーフジキ (@zvf05243) October 7, 2018
丁度お父上とヴァンパイア最期の聖戦の話になり(放送していたこうで)、カーペンター監督作だったと初めて知った。
人物造形や小物、設定に幾重にもクセを入れた内容で、久しぶりに観たけれど納得だった— せつげっか@ア一ニャパーカー (@ensetugekka) February 1, 2020
うちの子、1998年の映画ヴァンパイア最期の聖戦を夢中で観てる。怖いながら血だらけのシーンを観てる。グロいの好きらしい。
— タウラス (@5Ty519) January 29, 2020
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