女優、余貴美子。といえば、言うまでも無く名脇役の代表格とも言える女優さんではないでしょうか。
幅広い世代のドラマ好きの方々にその名を知られており、老若男女を問わず、子供でさえも「あ、この人見たことある!」と言わしめるほどの存在感があります。
昭和から令和にかけてのドラマ史において、還暦を過ぎた今でも尚、第一線で活躍されている余貴美子さんですが、今回は主にドラマの出演作品を中心にその軌跡を辿っていきたいと思います。
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余貴美子さんのプロフィール
生年月日:1956年5月12日
身長:161cm
血液型:B型
趣味:三線・民謡・タップダンス
出身地:神奈川県
事務所:アルファエージェンシー余貴美子さんは昔から美しく妖艶な雰囲気を持つ女優さんで、役柄によっては40代~50代くらいかと思われがちなのですが、驚くことに年齢はなんと64歳!(冒頭で還暦を過ぎたとすでに触れておりましたが)とても見えないですね。
それを裏付けるのが若い頃の愛称である「ハマのマリア」です。いかに美貌であったかが分かりますよね。
「ハマの」と言われているのは、青春時代を横浜で過ごしていたからです。その美貌を本人も認識していたのか、最初はスチュワーデス(現フライトアテンダント)を目指していたそうです。
出身は東京ですが、幼い頃にはすでに移住していたそうです。
学生時代は中華街や元町で映画を観たり、ビリヤードをしたり、もちろんデートも楽しんでおられたとか。
当時の時代にしては結構ヤンチャな女子高生だったようで、ジャズ喫茶やライブハウスなどにも出入りして遊んでいたようですね。経緯はどうあれ、ここで余貴美子さんの礎が築かれていきました。
余貴美子さんの国籍
余貴美子さんの国籍は、「台湾」です。初めて読み方を聞いた時は、本当に珍しい苗字だなと思ったものです。
まさか苗字が漢字の通り「よ」と読むとは思いませんでしたね。
「余」は中国で使われている姓のひとつで、名前からみても日本人では無いだろうな、という印象を受けますよね。
顔立ちを見てもなんとなく感じるものはありましたが、余貴美子さんは台湾人の父親と日本人の母親の間に誕生したハーフです。
父親は貿易商で、飲食店やナイトクラブを経営するやり手の華僑、母親は日舞の先生とのことです。
さらに、余さんは大家族の中で育ったようで、両親と妹さんの他に親戚の方々を含めて多いときで20人くらいはいらっしゃったそうです。
逞しく育ったのでしょうね。
若さと美の秘訣とは?
今でも美貌を保っておられる秘訣は、やはり美容に対する意識の高さですね。
名称は控えておきますが、ある高品質な化粧品を使用されているそうです。
女優さんは人に見られることが仕事です。高い美意識はプロ意識の高さでもあります。
常に美しくありたいという想いが、体の表面によく表れているということなのですね。
どことなく立ち振る舞いに品があるのも頷けます。
余貴美子さんの経歴・エピソード
オンシアター自由劇場時代
余貴美子さんの演者としての第一歩は舞台でした。
1976年に神奈川県学園高等学校を卒業後、オンシアター自由劇場に入団されています。
オンシアター自由劇場とは演出家の串田和美さんと名女優の吉田日出子さんが旗揚げした劇団です。
ここから六本木自由劇場の舞台の上で約10年もの間、舞台女優として経験を積んでいかれました。
ここでは吉田日出子さんの他に、今も活躍する名脇役である「小日向文世」さんや「笹野高史」さんとも共演されており、小日向さんとはその後もドラマで多くの共演作がありますね。
特に有名な作品が「上海バンスキング」という作品で、昭和初期の上海を舞台とした音楽劇です。
主人公はクラリネット奏者で、昭和初期の日本から上海の時代背景の中での様々な人間模様を描いた作品です。
小劇場公演での作品としては、記録的なロングランヒットとなった名作です。
この中で余さんは、クラブのオーナーの愛人である「リリー」という役柄を担当されていました。
余貴美子さんにはお似合いの役柄だったのでしょうね。
ちなみに上海バンスキングの舞台パンフレットがAmazonで販売されています。
興味のある方は、当時の雰囲気に少しでも触れることが出来るのではないでしょうか。
東京壱組時代
余貴美子さんの舞台は東京壱組の頃に一番よく観てたな。『チャフラフスカの犬』とか『もう大丈夫』とか素敵だったな。だって「ハマのマリア」だよ?君の舞台があったなら、きっとバラの花を届けましょ。#WatchingGirl pic.twitter.com/yJAkVnOEIH
— lesona (@lessonno2) August 10, 2018
余さんは1984年の公演の後、オンシアター自由劇場を退団します。
その後、1986年に俳優の「大谷亮介」さんと「東京壱組」を旗揚げしました。
大谷亮介さんといえば、相棒シリーズのトリオ・ザ・捜一の三浦係長役が有名ですね。
1996年に解散するまでの間、14公演に出演しています。
この東京壱組での公演活動と並行し、活動の場はテレビ・映画へと広がっていきます。
1985年、NHK大河ドラマの「春の波濤」に出演、1987年には「ちょうちん」で映画デビューも果たしました。
ここから舞台だけでなく、映像の世界でも活躍してゆく余さんの女優人生の幕が開いていきます。
東京壱組は解散後、2001年に壱組印として再出発していますが余さんは加わっていないようです。
余貴美子さんの主な出演ドラマ・映画
余貴美子さんはこれまで160本以上のドラマ作品に出演されてきました。
とにかく出演作品が多く、数あるヒット作に名脇役として姿を見せています。
ジャンルもトレンディ、時代劇、サスペンスと幅広く、お仕事の需要の振り幅が広かったことが伺えますね。
代表作を全て網羅することが本当に大変な女優さんですね。
春の波濤(1985年)
余貴美子さんの初出演ドラマはNHK大河ドラマ第23作目の「春の波濤」です。
松坂慶子さん主演で日本の女優第一号である「川上貞奴」さんの半生を描いた作品。
他にも中村雅俊さん、風間杜夫さん、壇ふみ、名取裕子さんなど、さすが大河ドラマだけあって豪華な顔ぶれです。
余さんは「荒木郁子」という役だったようですが、情報が乏しくどんな位置づけだったのかはわかりませんでした。
この頃は1話限定の脇役ではありましたが、大物の俳優さん達との共演の中で、女優として着々と実力をつけていきます。
ヌードの夜(1993年)
時代は平成へと変わり、1993年には映画「ヌードの夜」で本格的に濡れ場にも挑戦。
この作品では竹中直人さん、椎名桔平さんと共演しており、激しい濡れ場を演じておられます。
白線流し(1996年)
1990年代にも数々の作品に出演されておりますが、絶対に外せないのは「白線流し」でしょうね。
卒業間近の高校生の青春を描いた名作で、1996年に連ドラとして放送後、数年に1度はスペシャルで続編も放送されて2005年まで続いたロングヒット作品です。
主演は長瀬智也さん、酒井美紀さん、京野ことみさん、柏原嵩さん、馬渕英里何さんでが中心で、まだ高校生の役でした。
余貴美子さんは5人の担任の先生役で出演されており、生徒達を暖かく見守る強気の女教師といった印象でした(これは個人的な意見です)
愛していると言ってくれ(1994年)
この頃出演しているドラマで有名な作品は、1994年の作品である「愛していると言ってくれ」ですね。豊川悦治さんと常盤貴子さんが主演で、最高視聴率28%以上を記録した大ヒットドラマ。
このドラマには主人公である豊川悦治さんの演じる画家が所属する画廊のオーナー役での出演。お二人の共演シーンも何度かあり、豊川悦治さんを誘惑するような場面もありましたね。
因みに豊川悦治さんとは縁があるようで、23年後にNHK連ドラ「半分、青い」にも一緒に出演されています。
バージンロード(1997年)
次に1997年に大ヒットしたドラマである「バージンロード」です。引退された歌手の、安室奈美恵さん最大のヒット曲「CAN YOU CELEBRATE?」も有名ですね。
ドラマ自体も最高視聴率28%以上を記録しています。
このドラマは和久井映見さんと反町隆史さんが主演で、他にも武田鉄矢さん、寺脇康文さん、岩城滉一さんが出演されています。
余貴美子さんは、和久井映見の叔母さんの役柄で出演されており、家族役であった武田鉄矢さんとの絡みが多かったようです。
ちゅらさん(2001年)
余貴美子見てると
すげー懐かしい気持ちになるんだよな完全にちゅらさん影響 pic.twitter.com/aZNw5boGFq
— そこの角右だよ⊿みやんヽ(。・ω・。)ノ (@nogi_six) August 26, 2016
2001年、あのNHK連続テレビ小説へ初出演されます。作品名は国中涼子さん主演の「ちゅらさん」です。この作品は連続テレビ小説ファンの人気投票(2019年)でも5位になっているほどの人気作。
余貴美子さんは、成り行きで主人公の友人となる旅行会社のOL役で出演されており、細かい事は気にしない気さくな人物を演じておられました
余さんは、サバサバした気さくな女性を演じることが多いのですが、ご本人も実際にそういう性格のようです。
さらに余談ですが、この作品の美術スタッフを務めていた山下恒彦さんと5年後の2006年に結婚されています。
御年49歳でゴールインというところが流石ですね。
半分、青い(2018年)
半分、青い。(1) 六角さんも余貴美子さんもいい感じ。サブタイトル「生まれたい」ってまさか土曜まで産まれないとかないよね… pic.twitter.com/4pEgjdGXfu
— にじこ (@nijiko_dx) April 1, 2018
NHK連続テレビ小説では、その後「純と愛」・「半分、青い」の2作品に出演されています。
民宿の女将に小さな産婦人科の先生という役柄でしたが、どちらも余さんらしさが全面に現れた個性的な人物でした。
そして2003年には長編サスペンスシリーズ主演作の「女タクシードライバーの事件日誌」がスタートします。
単発のスペシャルドラマでしたが、2014年までに7作が放映されました。
この作品では、北村総一朗さん、斉藤洋介さん、佐藤二朗さんなどの豪華大御所脇役(と言ったら大変失礼ですが)の方々がレギュラー出演。
尚、ちゅらさんで夫婦役で共演した村田雄浩さんも出演されているところが面白いですよね。前7作を通して、多くの名バイプレイヤーの方々と共演されています。
はじめまして、愛しています(2016年)
#はじめまして愛しています #シン・ゴジラ #余貴美子
両方観てる人は余さんに惚れると思う pic.twitter.com/SVKLzjS6WG— みーすけ (@boosuke2233) August 18, 2016
特別養子縁組という難しいテーマを扱った作品「はじめまして、愛しています」について。主演は尾野真千子さんと江口洋介さん。子供のいない夫婦役で共演されています。
余さんは児童相談所のベテラン職員として出演しておられました。
この役柄で印象的だったのは、全く笑うことがなく、終始厳しい雰囲気を漂わせていたところ。
そして、その厳しさは、施設で生活している子供達に対する愛が生み出したもの。
実は、余さんはインタビューで「自分と真逆の人物」「普段自分はヘラヘラしちゃうので、笑わない演技をすることは大変だった」と語っている。
役者魂を感じさせる貴重な作品の一つです。
家政婦のミタゾノ(2016年)
本日も撮影中!すっかり寒くなって来ましたね〜。
むすび家政婦紹介所、所長の頼子さんこと、余貴美子さんです★ミタゾノやえみりにとって、頼れるボスでございます♪#ミタゾノ #余貴美子 pic.twitter.com/Cf4f3B33FD— 『家政夫のミタゾノ』ドラマ公式アカウント (@mitazono_desu) October 13, 2016
主演はジャニーズでTOKIOの松岡昌宏さんが女装をして家政婦を演じるという、まるでコメディではないかという設定ですが、内容はかなり真面目でちゃんとした作品で、2020年4月には第4シリーズも放送される予定となっているほど高い人気があります。
余さんは、全シリーズを通して出演する家政婦紹介所の所長さんの役で出演されています。
ご本人の性格らしいあっけらかんとしてバッチリ填まった役柄でしたが、自分の性格と一致した人物像がやはり演じやすいのかもしれませんね。
民衆の敵(2017年)
『民衆の敵』余貴美子さん
『JKニンジャガールズ』浅野ゆう子さん
『都庁爆破!』寺島しのぶさん pic.twitter.com/hZ9pyKmB6p— 4310 (@shimizu4310) January 1, 2018
この作品は篠原涼子さん扮する普通の主婦が市議会議員となり、世の中の様々な問題に立ち向かっていくという内容。
女性政治家が活躍している時代背景も有り、戦う女性がクローズアップされた作品という印象があります。
他にも現在大活躍されている高橋一生さん、2019年にブレイクした田中圭さんや、近年再人気沸騰中の石田ゆり子さんも出演されていました。
余さんはこのドラマの中でも重要な役柄である女市長を演じておられました。出来る女を演じさせても、余さんは填まりますね。
余貴美子さんは政治家を演じることは実は初めてだったそうで、役が決まってからは政治のニュースをチェックしたり、選挙演説なども見学されていたとか。役者としての意識の高さがここでもうかがえます。
余貴美子さんのプロフィール紹介まとめ
改めて言いますが、余貴美子さんは主演では無く、助演という枠で長く活躍されてきた女優さんです。それは今でも同じで、主演としてドラマに登場することは有名になっている今もほとんどありません。
今でこそ目立つ脇役としてのポジションを確立されてはおりますが、私達は随分昔から余貴美子さんをどこかで見かけていたはずです。
それこそが、脇で光る実力派女優である余貴美子さんの凄さであり、魅力なのです。還暦を過ぎた今でも、主演を支える助演として第一線で活躍されている方はそうはいません。
おそらく今後も長く同じようなスタンスで、活躍されていくことは間違いないと思います。次のクールも、その次もまた、どこかで主役を支える名演技を見せてほしいと願います。
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